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金融機関の融資は会社が土地を持っていれば貸してくれた時代もありましたが、不
良債権問題発生以降、決算書の財務分析に基づく企業格付けが重要になってきてい
ます。中小企業のオーナーは合法的な節税対策により資産を会社所有より個人所有へ
移すことに重点を置く傾向があります。倒産というリスクに備えた対応といえます。
利益を少なく計上してしまうと信用格付けが低くなってしまい、融資が必要な時に融
資がおりないということもありえます。従って資産対策と格付けを常に意識して経営を
行い、格付けの良くなる決算を行う必要があります。
1.簡単なポイント
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指標 |
算式 |
目標 |
経営安全性 |
経常利益/粗利益 |
8%超 |
自己資本比率 |
自己資本/総資産 |
30%超 |
流動比率 |
流動資産/流動負債 |
150%超 |
固定設備比率 |
固定資産/資本金 |
100%以下 |
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2.金融機関が好まない経営者 -帳簿・資料に暗い。 -「税理士に任せている」を連発する。 -過去の慣習、やり方を踏襲する。 -悲観的・否定的な発言が多い。
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