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顧問税理士事務所と付き合って、あまり役に立つ事務所は少ないと不満を
感じられている人が多いようです。ｸﾗｲｱﾝﾄ様の要求は税務・会計だけでな
く財務・経営助言等、多岐にわたり、要求と顧問税理士事務所提供業務の
ﾐｽﾏｯﾁが大きな要因になっています。
経営・財務助言等は税理士個々人の資質に左右されるため(税理士は経営の
専門家ではありません)、ｸﾗｲｱﾝﾄ様は要求されるｻｰﾋﾞｽと税理士事務所の業務
範囲・特徴等を認識の上、顧問契約や業務委託を行うことが大切です。
さらに人間対人間の相性も見逃せません。3ｹ月位の｢お見合い｣期間を設定
して検討することができればﾍﾞﾀｰです。業界の特徴は以下の通りです。
1.業界の規模
｢家内制手工業的の一人親方｣が圧倒的に多く、次いで｢お客様で１００
社以上、職員で１０人以上の中堅ｸﾗｽ｣、そしてきわめてわずかですが
｢職員が１００人を越える大規模事務所｣ということになります。
2.
規模と仕事の品質
大工さん、税理士さん、ﾗｰﾒﾝ屋さんのような手工業的要素の強い職業
では、この規模と品質の問題は他の業界よりも難しいといえます。品質
を優先してあまり規模を大きくしない事務所もあります。
3.業務範囲
お医者さんの医療は外科、内科、歯科、耳鼻咽喉科、眼科等の専門分
野に特化されているように、税理士業務も同じことが言えます。即ち、
主たる業務は法人事業関連業務、個人事業関連業務、不動産譲渡関連業
務、相続関連業務等にわかれます。なかには法人事業関連業務専門、相
続関連業務専門等の事務所もあります。極端な場合、相続専門の税理士
事務所が確定申告等の税務申告を他の税理士事務所に委託している場合
すらあります。
現実には業務発生頻度の点から法人・個人事業関連に係る業務が圧倒的
に多く、相続等の税務対策・申告は頻度が少ないというのが現実です。
4.試験合格組と税務署組
税理士という資格は、税務署などを退職して税理士の資格が自動的に
付与される方と試験で合格して税理士の資格を取る方がいます。
税務署出身の看板だけで判断するのはあまり意味がありません。税務署
出身の税理士さんに頼むと税金が安くなるというのも根拠のない迷信で
す。また税務署を退職して税理士開業すると顧問先10件、年収600万円
は約束されている(天下り)という真しやかな話が流布されていますが真
偽はわかりません。
｢税理士事務所に対する不満｣として、以下のようなクレームが上位にランクされ
ています。 (専門雑誌等のアンケート集計)
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●態度が高圧的、どちらがお客かわからない |
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●質問に対する回答がない、または遅い |
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●仕事が遅い、期日ｷﾞﾘｷﾞﾘである |
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●報酬が高い |
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●初歩的なﾐｽが多い |
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●税務署寄りの立場と感じる |
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●税務、財務上の的確なｱﾄﾞｳﾞｧｲｽがない |
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●経営ｱﾄﾞｳﾞｧｲｽができない |
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●税務調査でかなりの額の税金を納めることになった |
当事務所は顧客様と共に発展、成長し顧客様に｢安心と信頼｣を与えつづける
事務所を目指し、以下の努力を惜しみません。
1.提案
顧客様の発展成長のために会計・税務・財務等において事前処理対策に
重点を置き、提案を常に考え顧客様のご期待に応えていきます。
2.研鑚
専門性、ノウハウ向上を常に心がけ日々努力していきます
お客様から信頼されるパートナーとして誠実に対応致します。
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